最近、「マウンテンバイクを始めたい」という方のご来店が多くなっています。
マウンテンバイカーとしてとても嬉しいです!
さて、マウンテンバイクを最初に欲しいと思ったときに「どんなマウンテンバイクがいいのか」と調べると思います。そして、マウンテンバイクの種類の多さに驚き、悩むことでしょう。
マウンテンバイクは自転車のなかで一番種類が多いと言っても過言ではありません!
これから始めようという人が多種多様なマウンテンバイクを選ぶのは、なかなか難しいと思います。
今回は少しでもマウンテンバイク選びの参考になればと思い、種類ごとにどのような特徴があるのかご紹介します!
マウンテンバイクは走り方にあわせて選ぶ!
種類の多いマウンテンバイクですが、走り方(走る場所)にあわせて選ぶことができます。具体的には、クロスカントリー/トレイル/エンデューロ/ダウンヒルの4種類に分けて考えていくとわかりやすいです。
クロスカントリーバイク
マウンテンバイクのクロスカントリーレースで使われるバイク。
アップダウンのあるコースを速く走ることを念頭に開発されているため、軽量で登坂性能が高いです。
サスペンションのストローク(動く長さ)が4種類で一番短く、100~120mmが多いです。
トレイルバイク
アップダウンのある里山をまるごと遊べるバイク。サスペンションのストロークは130~160mmが多いです。
登りの性能を損なわずに、下りの安定性もより快適になっているため、山を全部楽しめます。一番人気の車種。
ハードテイル(前サスペンション)とフルサスペンション(前後サスペンションあり)の両方があります。
エンデューロバイク
トレイルバイクより下りの安定性を向上させたバイク。サスペンションのストロークは160~180mmです。
「エンデューロレース」という、ラリー形式で下りの合計タイムを競う競技で使われています。レースでは、登坂もあるため登りも走れますが、トレイルバイクの方が登りは得意です。
「ダウンヒルコースなどの下りを主に楽しみつつ、トレイルでも使いたい!」という方にオススメできます。
ダウンヒルバイク
その名の通りダウンヒルに特化したバイク。下りを安定して速く走るために開発されています。サスペンションのストロークは200mmオーバーで、ダブルクラウン(2か所で固定)のサスペンションが採用されているのが特徴的です。
下りに特化しているので、登りのことは考えられていません!
ダウンヒルコースに行って楽しむためのバイクなので、「下りしかしない!」と言う人は一考の価値ありです。
以上、4種類のマウンテンバイクをご紹介させていただきました。
どうでしょうか?なんとなくでも自分が乗りたいバイクが見えてきましたか?
もし、もう少し具体例を交えながら解説してほしいという方がいましたら、今回のことを分かりやすくまとめた動画がありますので、こちらも参考にしてくださいね。
もちろん、サイクルショップカガならびにスペシャライズド金沢に相談していただけるのであれば全力でサポートします!
やりたいことが出来る最高のマウンテンバイクを選びましょう!
これからのスタンダードになる!?もう一つの選択肢
ここまでマウンテンバイクの4つの種類について解説しましたが、実はもう一つの選択肢があります。それは、電動アシスト付きのスポーツバイク「Eバイク」です!
海外ではEバイクが主流になりつつあるのですが、日本ではまだまだ過渡期。
時代を先取りできるEバイクはいかがでしょうか。
私も個人的にEバイクに乗っていますが、登りが楽しくなり下りに体力を残しておけるので、普段より長い時間を山ですごせます。よく「乗らせてほしい」と声をかけてもらえるようになりますよ。
年齢に関係なく一緒に走れるのも魅力のひとつです。
最近はエンデューロレースでEバイク部門がつくられ、Eバイクユーザー同士の交流も頻繫になってきました。
里山のトレイルライドからエンデューロレースまで幅広く使えるので、最初からEバイクを選択するのは「あり」だと思います。
自分のやりたいことに合わせたマウンテンバイクのイメージが出来てきましたか?
今回はマウンテンバイク選び方ではありますが、実はまだまだ入り口です…
さらに詳しく知りたい方は、ぜひお近くのマウンテンバイク販売店に行ってみてください。
マウンテンバイカーは仲間意識が強い方が多いので、きっと良くしてくれると思いますよ(^^)