こんにちは!
スタッフ能村です。
今回はビンディングシューズについてのお話です。
ビンディングシューズとは?
ロードバイクやマウンテンバイクなどのスポーツバイクに乗る際に足裏とペダルを固定できるシューズのことを「ビンディングシューズ」と呼びます。ビンディングシューズを使うことで、よりロスなくパワーを出すことができます。
非常に重要な役割を果たすビンディングシューズ。みなさんはしっかり体やライドスタイルに合ったものを使われているでしょうか?今回はそんなビンディングシューズの種類についてご紹介していこうと思います。
ビンディングシューズの種類
ビンディングシューズには4つのタイプがあります。
シューレース/紐タイプ
スニーカーと同様に紐タイプのビンディングシューズです。ダイヤル式などと違い突起物が無く、空力性能に優れている点や紐なので調整が簡単である点、そして最大のメリットは軽いことが挙げられます。しかし急いでいる場面では紐を結ぶという動作が面倒になってしまうかもしれません。またしっかり紐を締めないとフロントのギアに絡まったりなど危険なのでしっかり紐を止める必要があります。
ダイヤル/BOAタイプ
1~2つのダイヤルで構成するシューズです。ダイヤルで締める為、緩むことがなく、紐などと違いギアに絡まる心配もありません。またワイヤーを巻き取る構造なので紐と同様に調整も簡単にでき、固定力にも優れています。
しかし、ダイヤルが大きくせり出しているため、空力面では劣ります。
ベルクロタイプ
いわゆるマジックテープ式です。テープを貼る感覚なので着脱が簡単です。長距離走行で疲れた場合にすぐに脱ぐことが出来るので、疲れた足にやさしいシューズタイプです。しかし使い込むとフック状の生地が伸びてしまい、固定力が弱まってしまいます。またダイヤルやシューレースタイプと違って、固定力が弱く、調整も効かないので注意が必要です。
バックルタイプ
バックルタイプは足首に一番近い側にラチェット機構が付いたバックルが装備されています。爪があるので調整がしやすく、ベルクロタイプの利点である着脱のし易さも兼ね備えています。しかし落車時などに強くバックルを打つと爪が欠けてしまい固定出来なくなる場合があり、またベルクロ同様にマジックテープの接着面が弱くなるので長期間の使用には注意が必要です。
まとめ
ビンディングシューズは走りの質を格段にあげてくれます。特に脱初心者をお考えの方にはまさにピッタリなステップアップアイテムです。慣れるまでは立ちゴケなど危険なことがあるので十分注意して下さい。あなたにピッタリなシューズがきっと見つかるはずです。まずはお近くの自転車店にご相談してみて下さい。