こんにちは、スタッフ高下です。
2022年5月21日(土)に長野県と新潟県の県境、斑尾高原で開催された信越グラベルライドに参加してきました!
が、グラベルはまだ初心者なうえ、イベントは初参加。
体力作りもあまりできていない状態、、、
果たして完走はできたのか!?
とゆうことでスタッフ高下の信越グラベルライドのレポートをお届けします!
とその前に、、、
まず最初に信越グラベルライドについてご紹介いたします。
信越グラベルライドはグラベルロードバイクやマウンテンバイク、Eバイクで信越エリアのグラベルを満喫する混合ライドイベントです。
レースではなく「みんなで信越エリアをワイワイ走って満喫しよう」という形で開催されています。
コースは大体50km~60km程度。ルートはその年の路面・積雪状況で変わるそうです。
普段はガイドツアーでしか走行できない場所も行くことができ、オンロード・オフロード両方楽しめます。
信越グラベルライドの詳細はこちら
さて、説明はこのくらいにして、、、
次から信越グラベルライドのレポートです!
まずスタート場所となる斑尾高原「山の家」に朝7時に集合。
金沢から斑尾高原までは車で向かいました。
高速を使うと約3時間程度で着きますが、私は高速は使わずすべて下道で行ったので、約5時間かかりました。
移動中、新潟県に入ったあたりで雨が降ってきました。
また、斑尾高原は標高が高いので外の気温は5月にもかかわらず10℃前後。
雪も少し残っていました。
到着してからも雨が降っており、この状況で走れるのかな?と不安に思いながらもバイクの準備をしました。
今回乗るバイクはSPECIALIZEDのグラベルロードバイク「DIVERGE」!
タイヤはチューブレスにしています。
トップチューブバックには補給食やスマホ、モバイルバッテリーを入れ、ダウンチューブにあるSWATドアにはパンク時に備え予備のチューブ、工具を入れています。
シューズはSPECIALIZEDの「RECON3.0」。SHIMANO SPDで参加します。
サイクルコンピュータ(以下、サイコン)はGARMINの「EDGE830」。信越グラベルライドでは誘導員や案内表示がないためGPSサイコンは必須です。
ルートは斑尾高原内トレイル→林道→信濃町エリア→野尻湖畔→斑尾高原のループ。
予めルートをサイコンにダウンロードしておきます。
バイクの準備完了後、受付へ。
7時半頃にブリーフィング。スタッフの方から今イベントの説明やコースについての注意事項などなど、、、
また、サポートとしてスタッフの方も何人か一緒に走ります。
8時過ぎ、いよいよ信越グラベルライドがスタート!
まず、数百メートル舗装路を走行。そして、すぐグラベルへ。
舗装路とは違い、ガタガタなのでスピードは一気にダウン。そして、林道へ、、、
落ち葉や枝がたくさん落ちており、大きい石などもあるので、ここでタイヤの空気圧を下げます。
道が徐々に細くなり、マウンテンバイクのトレイルコースのような道がでてきました。雨の影響でぬかるんでおり、特に急な上りではタイヤが滑って全然進まない!という状況に。
バイクからおり、しぶしぶ押して上ります。
下り時もタイヤが滑りそうになり、ブレーキをかけながら慎重に走りました。
転んでしまうんじゃないかという不安を抱えながらも、普段味わえない道でテンションは上がっていました(笑)
途中、開けた場所に釣りが楽しめそうな池がありました。
ここで少し休憩。距離としてはまだ数キロしか走っていないのにすでに疲労が、、、
これがグラベルか、と面を食らいながらもこの先はどんな道が待っているのかとワクワクしながらライド再開。またまた林道へ、、、
天候は雨が降ったり止んだり。路面状況は悪いですがマイナスな点ばかりではありませんでした。
雨のおかげで特別暑くならずに、涼しい状態で走れました。
また、霧が発生しており、森の中は幻想的な雰囲気に。
次第に雨は止み、視界はクリアに。途中、雨の影響でルート上に小さい川ができていました。
綺麗だったので思わずパシャリ。
写真を撮りながらのんびり走っていると、徐々に上りに。
しばらく上りを走っていましたが、終わりが全く見えてきません。
スタッフの方に頑張れと応援をもらい、ゼエゼエ言いながらも必死に上りました。
そして、ようやく上りとおさらば!上りきったそこには、、、
野尻湖を一望できる写真スポットに到着!
写真センスがないので、あまり綺麗に撮れてはいませんが、頑張って登り切った後のこの景色は思わず「おーすごい!」と声を漏らすほどでした。
少しの間、この景色を眺めながら休憩。
次に待っていたのは長い下りでした。
舗装路の下りなら楽ですが、ここはグラベル。
ぬかるんだ道で滑りそうになりながら、砂利道でガタガタ揺られながらひたすら下りました。
グラベルの下りに慣れておらず、ブレーキを頻繁にかけながら下ったので、手の疲労がここで一気にピークに。バイクが油圧式ディスクブレーキだったのでなんとかブレーキレバーを握ることはできましたが、所々止まって休憩していました。
休憩をはさみつつなんとか下りきり、山を抜けました。
山を抜け次は新潟県と長野県の県境を流れている関川沿いへ。
綺麗な関川を眺めつつ、のんびり走行。途中、不思議なオブジェクトを発見。
調べても何のオブジェクトなのか分かりませんでした(笑)
約6Kmほど川沿いを走りました。雨は止んでおり、気温は今ライドで一番高い22℃。
しかし、太陽は出ていなかったので、暑くなく、少し涼しいくらいでした。
川沿いを抜け、しばらく舗装路を走行。
久しぶりの舗装路で少し気は楽に。
途中、今ライドのグルメポイント「ブルーベリー園まつき」さんでブルーベリーソフトクリームを食べました。
ブルーベリーソフトクリームは種類がいくつかあり、ソフトクリームにブルーベリーを混ぜ込んだシンプルなものや、ブルーベリーの実がたくさんのったソフトクリームなどなど。
ソフトクリームの純粋な甘さに後からくるブルーベリーの酸味がとてもマッチしていて、あっという間に平らげてしまいました(笑)
特に頑張ってここまで走ってきた達成感もあり、いつも以上に食べ物が美味しく感じるマジックにもかかっていました。
県道119号線を走り、続いて向かったのは、ナウマンゾウの化石が発見されたことでも有名な観光スポット「野尻湖」。
休日ということもあって釣りを楽しむ方が大勢いました。
ここでようやくのランチタイム!
メニューはカフェ「LAMP」さんの特性チーズバーガー!
大きいパテにたっぷりのチェダーチーズ、野菜ベースのBBQソースの香りが食欲をそそります。かなりボリューミーで食べ応えは抜群!
そして、ジューシーなお肉とチーズの組み合わせは最強と言わんばかりのおいしさ。少し甘いBBQソースとマスタードが程よいアクセントとなっており、飽きさせない味でした。
満足感が半端ないハンバーガーなので、ガッツリ系が好きな方におススメです。
他にも看板メニューのTHE LAMPバーガーやワイルドベーコンハンバーガーなどあるので、野尻湖に来た際はぜひ「LAMP」さんに立ち寄ってみてください!
ランチタイムを終え、ライド再開。ゴールまで残り約20km。
しかし、このままではゴール予定時刻を大幅に過ぎてしまうので、悔しいですが途中ショートカット。
林道を行かず、舗装路のコースを行きました。
足も限界を迎えていたので、ゆっくりと走行。なんとか、序盤に通った林道まで合流。
ゴールまであと少しですが、残りはほぼ全部上り。でもここまで来たからにはリタイアするわけにはいかない!と体に鞭をうち気合で上ります。
そして、ようやく!ゴォール!!
疲労が半端なかったですが、達成感の方が大きく、「よくやった!」と自分自身を褒めました(笑)
ゴール後はライド中に声をかけてくださった方々と少しおしゃべりをしたり、キッチンカー「GOOD MOUNTAINS」さんの台湾まぜそばを食べたり…
夕方からはGIROプレゼンツの自転車を使ったミニゲームが行われていました。
私は参加しませんでしたが、賞品としてGIROのヘルメットやシューズが渡されたそうです。
ゴール後のバイクは泥だらけでした、、、
走行距離は61.36km、タイムは7時間27分、平均速度8.2km/h、獲得標高1302m(正規ルートだと1500m)。
ショートカットはしてしまいましたが、無事にゴールしました。
想像以上にハードなグラベルライドで正直「Eバイクで参加すればよかったな」と思いましたが、十分すぎるほど楽しめました。
普段あまり走らない道を走るので、探検しているような感覚もありました。
また、一人で参加していたのですが、スタッフの方や参加者の方が声をかけてくださって交流もできたので、心細い感じもなかったです(笑)
色々な方と交流できるのもライドイベントの楽しさの一つですね。
ただ、グラベルでの走行技術の未熟さや体力不足も実感しました。
石川県でグラベルライドができる場所を探して練習していきたいと思います。
信越グラベルライドは今年中にもう一度開催されるそうですが、体力作りが間に合わない可能性の方が高いので、来年リベンジできるよう頑張りたいと思います。
グラベルロードはロードバイクやマウンテンバイクに比べるとまだまだ認知度は低いですが、舗装路・未舗装路どちらも行けちゃうので、楽しみ方は無限大です!
林道や砂利道などのオフロード行くも良し、荷物を積んで遠くへ行くも良し、キャンプに行くも良し!
この記事を読んでグラベルロードについて知りたいと思った方はぜひサイクルショップカガへお越しくださいませ!