こんにちは!!
スタッフ能村です。
実はこの度マシンを変えまして!!
S-WORKS VENGEになりました!!
というわけで究極のエアロバイクと呼ばれるVENGEをインプレッションしていこうと思います。
40キロまでアシスト付き
サブタイトルを見た方は「は?」と思ったでしょう。ですが乗ってみると分かります。踏めば踏むほど伸びるその感覚はまさに昨今の話題であるE-BIKEです。まるでモーターでも付いているのではないか?というくらい伸びます。
Tarmacでは一瞬の加速が異次元でしたが、VENGEでは伸びが異次元。ふとメーターを見るといつの間にか30キロを超えているという感じです。
これは色々な雑誌で紹介されている他社を凌駕するエアロ性能と絶妙な剛性バランスが生み出していると言えます。
エアロなのに登る!
エアロバイクというとどうしてもヒルクライムが苦手というイメージが付きまといます。事実スペシャライズドのマシンを採用しているボーラハンスグローエ・ドゥクーニンククイックステップの選手は山岳ステージではVENGEではなく、軽量のTarmacを採用しています。しかしVENGEが決してヒルクライムが苦手な訳ではありません。むしろ得意に近いと言っても良いレベルの走りをしてくれます。
Tarmacなどの軽量バイクと比べると引けを取ってしまうかもしれません。しかしその差もホビーカテゴリーでは足でカバーできる程度の差です。
他社より優れた平地の安定した走りを手に入れることができ、なおかつ登りもこなせるバイクはVENGEしかないでしょう。
実際に何度もヒルクライムを走っていますが、距離3.8km 平均勾配8%の登坂ではTarmacで出したベストタイムに40秒迫るタイム。しかも計測した日はすこぶる調子が悪く、道中のセグメントも軒並みダメタイムばかりでした。当然五箇山クライムでも調子が上がらず、ベストより5分以上遅れていると思って登っていました。しかしいざストラバにデータを取り込むと40秒差。足次第ではベストを上回ることも容易だと感じました。
最強のオールラウンドバイク
VENGEが出るまではTarmacが最高のオールラウンドバイクでした。それはVENGEに乗るまでの僕も全く同じ意見です。しかしVENGEに乗ると「これがオールラウンドでは?」と思うようになりました。
サイクルスポーツで実証された最高峰のエアロ性能が高速巡航の手助けをしてくれます。加えて柔らかいフレームなので非常に疲れにくいです。一般的には柔らかいフレームはグランフォンドやロング向けであったりして高速で走るレース向きではない場合が多いのです。しかしフレーム各部の剛性バランスを見直すことで、柔らかくレーシーな他社では実現できないフレームに仕上がっています。
まさに全てにおいて速さを極限まで追求したバイクだと思います!
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