
MAVICから、待望の新型ロードホイール 「COMETE 50」 が発表されました。
COMETE 50は、エアロカーボンスポークを採用し、ハブやリムもすべて新設計。空力性能・軽量性・剛性を高いレベルで融合させた、新世代のエアロレーシングホイールです。
高速巡航性能はもちろん、登坂性能や横風での安定性、コーナリング性能まで含めて、レース全体を通して速く走れるホイールをコンセプトに開発されています。
開発ではジュネーブの風洞施設で250時間以上に及ぶ風洞試験を実施。リム・スポーク・ハブをゼロから設計し直し、現代のロードレースで求められる速さを追求した新型ホイールです。
エアロカーボンスポークを新採用
今回のCOMETE 50で最も注目したいポイントが、新開発のエアロカーボンスポークです。
近年は各メーカーからカーボンスポークホイールが登場していますが、MAVICも満を持して独自開発のエアロカーボンスポークを投入しました。
このスポークは、ジュネーブで250時間以上に及ぶ風洞実験を経て開発されたもので、従来のステンレススポークと比較して約40%の軽量化を実現。さらに、MAVIC従来型のカーボンスポークと比較しても、回転抵抗を約18%低減しています。
もちろん、軽さや空力性能だけを追求したわけではありません。
耐衝撃性や耐久性、剛性についてもMAVIC独自の厳しい品質テストをクリアしており、レースシーンだけでなく、長く安心して使える信頼性も兼ね備えています。
スポーク本数は前後とも21本。
リアはドライブ側14本クロス・反対側7本ラジアル、フロントはディスク側14本クロス・反対側7本ラジアルという新しいレイアウトを採用することで、スポークテンションを均一化し、高い剛性と安定したハンドリングを実現しています。

ハブも新設計
スポークだけでなく、ハブもCOMETE 50のために新しく設計されています。
アルミインゴットから削り出す高精度な製法は従来モデルから継承しながら、本体サイズをコンパクト化することで前後合わせて約27gの軽量化を実現しました。
さらに、新開発の「ロックインスポークヘッド」を採用。
ハブ内部から挿入したスポークをアクスルとカバーで固定する構造となっており、大きな衝撃を受けてもスポークが抜け落ちにくく、安全性を高めています。
高いスポークテンションにも対応し、長期間にわたって安定した性能を維持できるよう設計されているのもポイントです。
ベアリングにはMAVIC CERAMICを採用し、転がり抵抗の低減とスムーズな回転性能を実現。
フリーハブには定評のあるID360を継続採用し、40ノッチラチェットによるダイレクトな駆動フィールも健在です。
軽量化だけでなく、耐久性や安全性までしっかり考えられているのは、長年ホイールを作り続けてきたMAVICらしいところだと思います。

リムも完全リニューアル
リムもCOMETE 50専用の新設計です。
リムハイトは50mm。
内幅23mm、外幅30mmというワイド設計を採用し、現在主流となっている28mmタイヤとの組み合わせで最も高い空力性能を発揮するよう設計されています。
最近では55〜60mmクラスのディープリムも珍しくありませんが、MAVICが選んだのは50mmでした。
これは空力性能だけを追求した結果ではなく、登坂性能や横風への強さ、加速性能、コーナリング時の安定感など、ロードレース全体を通して最も速く走れるバランスを追求した結果です。
リムにはMAVIC独自のアダプティブレイアップを採用。
T700・T1000・3Kという3種類のカーボン素材を適材適所に配置することで、軽量性・剛性・振動吸収性を高いレベルで両立しています。
また、COMETE 50はフックドリム(リムテープ仕様)のチューブレスレディを採用しています。

50mmハイトで1,315gという軽さ
気になる重量は、
- フロント:600g
- リア:715g
- ペア重量:1,315g
50mmハイトのエアロホイールとしては非常に軽量な仕上がりとなっています。
メーカーのシミュレーションでは、従来のCOSMIC SLR 45と比較して、50km走行時に最大12秒のタイム短縮という結果も公表されています。
もちろん、コースレイアウトや速度、風向きなどによって効果は変わりますが、それだけ空力性能の向上に力を入れて開発されたことが分かります。
スペックを見る限りでも、単なるディープリムホイールではなく、「速さ」と「扱いやすさ」を高いレベルで両立した、MAVICらしいバランスの良さを感じる一本だと思います。
「エアロホイールは重い」というイメージをお持ちの方にとっても、COMETE 50はかなり魅力的な選択肢になりそうです。

COSMICシリーズとの違いは?
COMETE 50の登場で、
「COSMIC SLR 45とどちらを選べばいいの?」
「COSMIC ULTIMATE 45とは何が違うの?」
と気になっている方も多いのではないでしょうか。
COMETE 50は、COSMICシリーズの後継モデルという位置付けではありません。
MAVICのラインアップに新たに加わった、軽量オールラウンドエアロホイールという新しい選択肢です。
それぞれ目指している性能や得意なシーンが異なるので、用途や走り方に合わせて選べるラインアップになっています。
COSMIC SLR 45
COSMIC SLR 45は、MAVICを代表するオールラウンドホイールです。
45mmハイトながら軽量で扱いやすく、ヒルクライムからロングライド、ロードレースまで幅広く対応します。
ISM 4DリムやUSTチューブレスシステムなど、長年磨き上げられてきたMAVICの技術を採用した完成度の高いモデルです。
スポークホールを設けないFORE Carbon構造によりリムテープが不要なのも特徴で、軽量化だけでなく、チューブレス運用時のメンテナンス性にも優れています。
軽快な加速感と扱いやすさが魅力で、「1セットで何でもこなしたい」という方には今でも非常におすすめできるホイールです。
COSMIC ULTIMATE 45
COSMIC ULTIMATE 45は、MAVICのクラフトマンシップを象徴するフラッグシップモデルです。
MAVIC本社のあるフランス・アヌシーで、一組ずつハンドビルドされる特別なホイールで、リム・スポーク・ハブを一体化した独自構造を採用しています。
1,260gの圧倒的な軽さとダイレクトな加速感、レスポンスの良さは、まさにトップモデルならでは。
価格はラインアップの中でも最上位クラスですが、それに見合う所有感や走りを楽しめる一本です。
COMETE 50
今回登場したCOMETE 50は、より高速域での巡航性能を重視しながらも、登りや横風への対応力まで高めた軽量エアロホイールです。
新開発のエアロカーボンスポーク、新設計ハブ、新設計リムを採用し、空力性能・軽量性・剛性を高いレベルで両立。
50mmハイトながら1,315gという軽さを実現し、レーススピードでの巡航性能をさらに引き上げています。
メーカーのシミュレーションでは、COSMIC SLR 45と比較して50km走行時に最大12秒のタイム短縮という結果も公表されています。
もちろん条件によって差は変わりますが、それだけ空力性能を重視して開発されたモデルということが分かります。
簡単にまとめると、
- COSMIC SLR 45:軽さ・扱いやすさ・万能性を重視したオールラウンドモデル
- COSMIC ULTIMATE 45:究極の軽さとレスポンスを追求したフラッグシップモデル
- COMETE 50:高速巡航性能をさらに高めた軽量オールラウンドエアロホイール
というイメージです。
どれが上というより、それぞれコンセプトが異なるので、自分の走り方に合わせて選べるのがMAVICの魅力だと思います。
安心して使えるMAVIC CAREとアフターサポート
ホイールは長く使うパーツだからこそ、購入後のサポートも気になるところですよね。
MAVICでは、購入後2か月以内に製品登録を行うことで利用できる保証プログラム「MAVIC CARE」が用意されています。
対象となるカーボンホイールは、通常2年間のメーカー保証に加え、製品登録を行うことでライフタイム保証の対象となります(メーカー保証規定に準じます)。
また、ライド中の事故などによる破損時には、条件に応じて特別価格で同等製品へ交換できるクラッシュリプレイスメント、補修パーツの供給が終了した際に優待価格で後継モデルを購入できるロイヤルティプログラムなど、長く安心して使えるサポート体制も整っています。
そして当店は、MAVICテクニカルショップ認定店です。
MAVICが定める技術基準を満たした認定ショップとして、ホイール選びのご相談はもちろん、チューブレスセットアップや定期点検、ベアリング交換、フリーハブのメンテナンスまでしっかりサポートいたします。
MAVICホイールをご検討中の方はもちろん、
- 「COSMIC SLR 45とどちらが自分に合う?」
- 「レースメインならどのモデルがおすすめ?」
- 「ロングライドにも使いやすい?」
といったご相談も大歓迎です。
ホイールは決して安い買い物ではないからこそ、購入後まで安心して使っていただけるよう、お手伝いさせていただきます。

7月24日より先行50セット限定発売
COMETE 50は、2026年7月24日(金)より全国のMAVIC特約店で50セット限定の先行販売がスタートします。
次回入荷は9月頃を予定しているため、発売直後に手に入れたい方は、この先行販売分がおすすめです。
また、当店では初回分の店頭在庫は予定しておりませんので、ご希望の方は7月24日までのご予約がおすすめです。
ご予約や納期について気になることがありましたら、お気軽にお問い合わせください。
Comete 50スペック

© MAVIC
項目 スペック 価格(税込) 434,500円 リムハイト 50mm リム幅 内幅23mm / 外幅30mm リム素材 カーボン 仕上げ UDマットクリアコート ハブ素材 アルミニウム ハブ幅 フロント100mm / リア142mm ベアリング MAVIC CERAMIC ブレーキ センターロック フリーボディ Shimano HG-R 11/12速、SRAM XDR 12/13速、Campagnolo N3W フリーハブ ID360(40T) スポーク MAVIC エアロカーボンスポーク(前後21本) ニップル アルミニウム 重量 フロント600g / リア715g / ペア1,315g タイヤ チューブレスレディ 推奨タイヤ幅 28mm 対応タイヤ幅 28〜65mm 付属品 チューブレスバルブ、チューブレスリムテープ(装着済)、MAVICホイールカバー
まとめ

| 項目 | スペック |
|---|---|
| 価格(税込) | 434,500円 |
| リムハイト | 50mm |
| リム幅 | 内幅23mm / 外幅30mm |
| リム素材 | カーボン |
| 仕上げ | UDマットクリアコート |
| ハブ素材 | アルミニウム |
| ハブ幅 | フロント100mm / リア142mm |
| ベアリング | MAVIC CERAMIC |
| ブレーキ | センターロック |
| フリーボディ | Shimano HG-R 11/12速、SRAM XDR 12/13速、Campagnolo N3W |
| フリーハブ | ID360(40T) |
| スポーク | MAVIC エアロカーボンスポーク(前後21本) |
| ニップル | アルミニウム |
| 重量 | フロント600g / リア715g / ペア1,315g |
| タイヤ | チューブレスレディ |
| 推奨タイヤ幅 | 28mm |
| 対応タイヤ幅 | 28〜65mm |
| 付属品 | チューブレスバルブ、チューブレスリムテープ(装着済)、MAVICホイールカバー |
まとめ
エアロカーボンスポークを採用したCOMETE 50は、スポークだけでなく、ハブやリムまでゼロから設計を見直した新世代のエアロレーシングホイールです。
50mmという絶妙なリムハイトに、優れた空力性能と軽量性、そしてMAVICらしい扱いやすさや信頼性を高いレベルでバランスさせた一本に仕上がっています。
レースで速く走りたい方はもちろん、高速巡航をもっと快適に楽しみたい方にも気になるホイールではないでしょうか。
当店でもCOMETE 50のご予約・ご相談を承っております。
「自分の走り方にはどのMAVICホイールが合う?」「今使っているホイールから乗り換えるとどんな違いがある?」など、気になることがありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
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